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策伝大賞出場、そして・・・

ボッコ改め井の線亭ぽんぽこです。
策伝大賞に出場した。今年は過去最多の148名が出場。このうち決勝に進めるのはわずか6名という激戦が繰り広げられた。
中トリをとれるはずが、プログラムの変更で普通のポジションに戻される。これでは、審査員の印象に残るために圧倒的にうまい落語を演じなければいけない。かなりのプレッシャーとなった。
出番までに他の演者の落語をチェックしておく。慶応義塾大学の三笑亭空巣さんが圧倒的にうまかった。動きのリアルさ、間の取り方、声の大きさなどどれも桁違いだった。これに勝たないといけないのかと思うとぞっとした。とうとう自分はこんなところにまで来てしまったのか。
空巣さんの高座を見た後は師匠の井の線亭ビリ馬さんに稽古をつけていただいた。借金取りと八公との間に空間が感じられないからそこを工夫しろ、などとアドバイスをいただく。短い時間で充実した稽古をつけていただいた。
とうとう自分の出番がやってきた。思ったほどの緊張はなく、むしろ大変楽しい高座を勤めさせていただいた。その気持ちが伝わったのかお客さんから大波のような笑をいただくことができた。大海原を漂うような気持ちよさを味わいながら高座を降りることが出来た。ビリ馬さんには
「決勝行けるんじゃね?」
と評価していただき、前年度審査員特別賞を受賞した北大のいだけ家大志さんからは
「受けてたね。見たくないものをみさせてもらったよ。」
と言われる。いずれもめったに人をほめない方々から賞賛の声をいただいて有頂天になる。
交流会では決勝進出者発表前にビンゴが行われる。三枝師匠のCDをゲットして、これで運を使い果たしたんじゃないだろうか、と不安になる。やがて発表。6人の名前が読み上げられる。
筑波大学  香車亭梅春
筑波大学  香車亭龍鶴
関西大学  浪漫亭刃矢手
中央大学  中央亭可愛
藤女子大学(北大落語研究会)  でっ亭悠
大阪大学  銀杏亭駒粘
6人の中に僕の名前はなかった。がっかりして泣きそうになっているとアナウンサーが
「今年はなんと、7人目の決勝進出者がいるそうです。」
と告げる。会場がざわめいた。決勝進出が7名いることは前代未聞だからだ。このとき僕はこれ以上はないというくらい強く念じた。決勝に行きたい、と。そしてアナウンサーが
「東北大学、井の線亭ぽんぽこ」
と言った瞬間吼えた。叫んだ。狂った。何かをわめき叫びながら壇上を駆け上り、気が着いたら赤パン一丁でインタビューに答えていた。何はともあれ、決勝進出。
祝杯をあげる間もなく、ビリ馬さんとマクラの稽古をする。二人でネタを考えながら、酒も入ってないのにゲラゲラと笑いあった。ホテルに帰って考えたネタを台本におこしてから眠りについた。
翌日はリハーサルやら打ち合わせやらで結構時間がかかった。少ない時間を利用して必死にマクラを覚える。何しろトップバッターなのだ。時間がない。司会者のインタビューに答えた直後に僕の落語が始まった。演目は「狸札」
あんなに馬鹿馬鹿しいマクラをふったのは僕だけじゃないだろうか。細かいネタを披露して、ネタの間に
「たんたんタヌキのぽんぽこちゃん」
といって決めポーズをとる。落語と言うよりは一発芸に近いマクラをやった。そこそこ笑いは取れたが終わった後に三枝師匠から
「マクラと落語の内容があっていない。」
などボロクソいわれてしまう。だが色々とやってみて、普段とは違う何かをえることができたような気がした。
決勝の結果は
審査員特別賞(準優勝)  中央亭可愛
策伝大賞(優勝)  香車亭梅春
となり、ざんねんながら受賞は逃してしまった。だが決勝の舞台を踏むと言う貴重な体験が出来たし、9月に共演した梅春くんが優勝したと言うのも嬉しいことである。9月の寄席では一番うまいと思ったのが彼だったからなあ。
なにはともあれ、決勝進出することが出来ました。今後も精進していきたいと思いますのでよろしくお願いします。
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