エキストラ体験記~初日~

地元新潟で映画「マリと子犬の物語」の撮影が行われるのでエキストラとして参加することにした。
朝一番の電車で長岡駅まで一時間。朝早くで大変な眠気。しかも受付に行くと早くもトラブル発生。
「その髪型はちょっと・・・」
いろいろ押し問答をしたあげく、帽子をかぶるという妥協案で解決。
エキストラというのは想像以上に地味な役割だった。何しろ映画の撮影というのは膨大な手間と時間がかかる。大物俳優のTさんが
「おいしいかい?」
と言うシーンを撮るだけでもテスト、本番合わせて10回近くの繰り返しがなされる。出番がないエキストラはその間ずっと待っていなくてはいけない。しかも「天気が気にくわない」と監督が言えばまた延期される。この「待つ」と言う作業が非常につらいのである。
撮影開始から約8時間、ようやく出演するチャンスが訪れた。助監督が次々に役割を振り当てていく。助監督の目が私に向けられた。すると。彼はぷいと背を向けて撮影を開始してしまったのである。どこに行ったらよいのかわからず右往左往する私。ようやくあることに気付いた。
「帽子かぶっとけばよかった・・・」
最後の最後で何とか出演することができ、現場を後にした。帰りの電車の中で
「・・・潮時だな・・・」
髪を切る決心をした。
Bocco
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